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高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月4日更新

高齢者肺炎球菌ワクチンのお知らせ


肺炎球菌ワクチンとは

わが国の死亡原因第3位の肺炎。亡くなる方の約95%が65歳以上と高齢者に多く、成人が日常的にかかる肺炎のうち約25%は「肺炎球菌」が原因と考えられています。

肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛まつ感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
定期接種に使用される"23価肺炎球菌ワクチン”は、90種類以上の血清型がある肺炎球菌のうち、23種類の血清型を予防の対象としたワクチンで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぐためのものです(すべての肺炎を予防するものではありません)。

肺炎球菌の定期接種については、平成26年10月1日より、65歳以上の者のほか65歳を超えていた者も予防接種を受けることができるよう、10年間の経過措置として実施していました。

令和6年度からは、「65歳となる者」が定期接種の対象となりますので、この機会を逃さないようぜひ接種してください。

肺炎は高齢者にとって重篤になりやすい病気であり、予防接種による効果が期待されています。できるだけ感染症にかからず、健康に年齢を重ねていく「健康寿命」をのばすために、肺炎球菌ワクチンを接種しましょう。

実施期間

令和6年4月1日~令和7年3月31日まで

対象者

大島町住民の方で今までに高齢者肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方

1、下記に該当する方(誕生日月の次の月に紫色の予診票を郵送します)

 

令和6年度、下記年齢を迎える方で過去に一度も接種したことがない方
65歳 昭和34年4月2日~昭和35年4月1日生まれ

 

2、60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害や、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方

 

接種費用

接種費用  3,300円(自己負担額)  ※接種費用9,900円のうち町が6,600円を助成

生活保護受給者の方は接種費用はかかりません。

注意:自費・公費問わず過去に一度でも接種したことがある方は、対象年齢であっても定期接種の対象にはなりません。

同時接種・接種間隔について

1、高齢者インフルエンザワクチン

通常、高齢者肺炎球菌とインフルエンザワクチンは同時接種できません。6日以上の間隔をあけて接種します。ただし、医師が必要と認めた場合には同時接種することが可能です。高齢者肺炎球菌とインフルエンザワクチンの接種を希望される方は、接種する医師へご相談ください。

2、新型コロナワクチン

原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時接種ができません。新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。(新型コロナワクチン1回目と2回目の間にそれ以外のワクチンは接種できません。)

注意

肺炎球菌ワクチンは5年以上効果が持続するといわれており、5年以内に再接種すると接種部位の疼痛や腫脹などの副反応が強く出る恐れがあります。接種後は接種日をしっかり記録し、次回は5年以上経過してから接種するようにしましょう。ただし、2回目以降は定期接種の対象とはなりませんので全額自費になります。

実施医療機関

大島医療センター
電話 2-2346 (予約専用ダイヤル) 午前9時~午後3時まで