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友好都市の紹介
友好都市
新潟県加茂市 (昭和43(1968)年4月21日 提携)
加茂市の概要
加茂市は新潟県のほぼ中央に位置し、古くから北越の小京都といわれています。加茂、上条、狭口、加茂新田、下条、七谷、須田などが合併して加茂市になりました。市内に面積は約134平方キロメートルで東西に細長く広く、東は山岳地帯、その最高峰粟ヶ岳を水源に加茂川が市内を縦貫するように流れ、扇状地を形づくっています。
加茂市には、由緒ある神社や寺院も多く、自然的、歴史的景観に恵まれています。新潟といえば雪ですが、加茂市でも山あいにある七谷地区では積雪2メートルもめずらしくなく、この多雪地帯に咲くツバキが南国に咲くものと別種であることが判明しユキツバキと命名されました。このことから、ユキツバキは新潟県の木として、また、加茂市の花として指定されています。ユキツバキは加茂山公園内にも群生しています。
画像:新潟県加茂市公式サイトより引用
提携のきっかけ
昭和41年に加茂山公園一帯に群生する「ユキツバキ」が新潟県の木に指定されたことを契機に、加茂市では翌42年に加茂山公園の整備を進めるとともに「第1回雪椿まつり」を開催し、ユキツバキとイベントを観光資源として、観光客の誘致宣伝に努めていました。
大島ではその数300万本とも言われ全島いたるところに咲くヤブツバキが、大島を象徴するシンボルとして観光資源になっており、この「ツバキ」という共通する観光資源を中心に大島と加茂市は友好親善を深め、昭和43年4月21日に第2回雪椿まつりのなかで調印式が挙行され、以来50年以上にわたり交流が続けられています。
主な交流
加茂市雪椿まつり親善訪問
伊豆大島椿まつり招待
関連リンク
東京都あきる野市 (平成8(1996)年1月28日 提携)
あきる野市の概要
あきる野市は、東京都多摩地域西部に位置する市で1995年(平成7年)9月1日に秋川市と五日市町が合併して発足しました。
都心から40~50キロメートル圏に位置し、市を東西に横断するように秋川が流れ、東側には主に生活に便利な商業施設や住宅地、西側には緑豊かな山々や自然を満喫できる地域が広がっています。
市内には、縄文時代草創期の住居跡が初めて発見された前田耕地遺跡(出土資料:国指定重要文化財)、古墳時代終末期の瀬戸岡古墳群(都指定史跡)など、数多くの遺跡があり、原始・古代からの、人々の活動の痕跡が残されています。
画像:東京都あきる野市公式サイトより引用
提携のきっかけ
昭和58年10月に開催された財団法人東京都農林水産業後継者育成財団設立協議会の席上、大島町長から、当時の五日市町長に対し友好都市の提携の申し入れを行い、昭和60年4月14日、五日市町合併30周年記念式典の席上で、緑と清流のあきる野市(五日市町)、緑と海の大島町が共に東京都の観光の町としての発展を願い友好都市の盟約書を取り交わしました。
その後、平成7年9月1日、合併によりあきる野市が誕生したことに伴い、平成8年1月28日に友好都市の盟約書を新たに取り交わしました。
主な交流
あきる野市産業祭参加
伊豆大島椿まつり招待
関連リンク
山形県山形市 (昭和53(1978)年8月7日 提携)
山形市の概要
山形市は、山形県の中部東に位置する山形県の県庁所在地及び県内で人口が最多の市で、中核市に指定されており、都市機能も充実していてとても暮らしやすいまちです。自然が身近にあり、登山、キャンプ、ウインタースポーツも気軽にでき、穏やかな生活が送れます。地域とのつながりもあり、人との関わりが持てて心豊かに暮らすことができます。
樹氷と温泉で名高い「蔵王」や、俳聖松尾芭蕉ゆかりの「山寺」などの観光地を有する自然豊かなまちです。四方を山で囲まれ、一年中美しい景色を堪能できるスポットがたくさんあります。
豊かな土壌が生み出す四季折々の豊富な作物と、たくさんの郷土料理が受け継がれています。なかでも「芋煮」は、仲間や家族と一緒に河原に集い、芋煮の鍋を囲む文化「芋煮会」として秋の風物詩となっています。
2017年に日本で初めて「ユネスコ創造都市ネットワーク」の映画分野に加盟しました。山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめとする映像文化に加え、音楽や食など多彩で豊富な文化資源に恵まれています。また、山形交響楽団や山形美術館、東北芸術工科大学などが身近にあり、文化や芸術に触れる機会がたくさんあるのも魅力です。
画像:山形県山形市公式サイトより引用
提携のきっかけ
昭和45年から始まった海山子供交歓学習会を通じて交流が始まり、昭和53年に友好都市となりました。昭和61年の三原山の噴火の際には山形市民からたくさんのの善意が寄せられるなど、強い結びつきをもっています。