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地層大切断面

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月18日更新

地層大切断面

ごあんない

  • 住所:〒100-0104 東京都大島町野増字エンシュウアイノウ
  • アクセス:【バス】元町港から大島バス大島町陸上競技場行きで20分、「地層断面前」下車すぐ、または車で15分

幾重にも重なりあった美しい地層断面
切断面島の南西側、元町港から波浮港に向かう島一周道路沿いにある「地層大切断面」は、伊豆大島の火山噴火史を物語る地層の大切な断面です。およそ150から200年程度に1回という大噴火によって降り積もったスコリア・火山灰主体の降下堆積物が幾重にも積み重なり見事な縞模様をつくっています。外国の火山研究者にも広く知られた自然遺産的断面で、高さ約30メートル・長さ約600メートルにわたって続き、その美しさから地元では『バームクーヘン』とも呼ばれています。起伏に富み、一見褶曲のような見かけですが、火山体斜面の尾根と谷の繰り返し地形を覆って降り積もった堆積物が斜面勾配と直角に切られて見せた断面です。低い谷の部分には溶岩が流れ込んでいるのも見られます。

伊豆諸島展望台からは利島・新島・式根島・神津島などが見られ地層切断面ます。天候の良い日には、三宅島・御蔵島まで見ることができます。



 

立入禁止ガードレール及び柵の内側は、見学スペースではなく、崩落した時に車道の被害が少なくなるよう設けられたスペースです。崩落した場合に危険なため、原則立入禁止です。なお、工事や調査研究が目的の場合は立ち入る事ができますが、東京都への申請が必要です。