本文
伊豆大島ジオパーク拠点施設の新名称の見直しについて
新名称の見直し理由
伊豆大島ジオパーク拠点施設の整備事業の一環として、「伊豆大島火山博物館」に代わる新たな名称の募集を行った結果、合計138名・延べ271件のご応募をいただきました。
これを2度にわたる投票で応募作品を絞り、決定に至ったところでしたが、決定後に他の施設と名称が類似していることが分かり、該当する施設の関係者と対話する場を設けていただきました。
その結果、以下の懸念点から見直しを行うことになりました。
- 利用者の混乱を招く可能性が高い
- 利用者によりSNS等で口コミが広まった場合、どの施設か不透明な情報拡散になりかねない
- 上記、情報提供等における混乱により、不要な損害が双方に発生する可能性がある
- 災害・事故等の有事の際の情報提供にも混乱が生じかねない
見直し後の新名称について
当初の名称に込められた想いは、『ジオパークの「ジオ」から、伊豆大島の大地の成り立ちや、そこに生きる動植物、人々の暮らし、歴史・文化などを明るく照らし、分かりやすく楽しい展示のある、伊豆大島の魅力がいっぱいの施設』でした。この想いを継承すべく以下のテーマ・新名称に見直しました。
テーマ
伊豆大島の大地の成り立ちや、そこに生きる動植物、人々の暮らし、歴史・文化といった当ジオパークならではの地域資源への知識を深め、知性と心を育むことができ、持続可能な未来を繋ぐ知恵を得られる施設にしたいという願いがあります。心や知性は、ギリシャ語で 「nous(ノース)」です。
そして、この施設を訪れた方が、ここを出発点に伊豆大島中へと旅立つ場所になって欲しいという想いから、
来館者=「鳥」、施設=「巣」をイメージしました。
新名称
伊豆大島ミュージアム - ジオノス -
IZUOSHIMA MUSEUM - GEO NOUS -