ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

三原山

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年11月2日更新

三原山

  ごあんない

  • アクセス:【バス】元町港から(三原山ライン・登山バス・三原山山頂口行き)36分、「三原山山頂口」バス停下車すぐ

三原山島の中央に位置する三原山(標高758メートル)は山頂のカルデラ内に鎮座する中央火口丘です。1777年に始まった安永噴火で誕生し、頂部に直径300メートル、深さ200メートル以上の切り立った堅坑状の火口が口を開けています。日本の活火山の中でも玄武岩質マグマの活発なことで知られおり、およそ35年以内に一度は比較的大きな噴火を行い、すこしずつ姿を変えています。その間に起こる小噴火も含めて、噴き上がる火柱や火映は古来「御神火様」とあがめられてきました。1986年の噴火以来静けさを保ち、まぢかに火口周辺の絶景を見ることができます。振り向けばカルデラ内外に四季折々のすばらしい景観がひろがり、さらに海原を越えて伊豆の島々から伊豆半島・富士山までグルリと見渡すことも出来ます。

御神火昭和61(1986)年11月15日から始まった噴火は、玄武岩質のマグマを連続的に噴き上げる溶岩噴泉の活動に始まり、山頂火口を満たした後19日からの溶岩流をカルデラ床への流下。そして、21日には割れ目噴火により外輪山にも11個の火口ができ、この日全島民1万人が島外へ脱出。約1ヶ月の避難生活を余儀なくされました。

火口展望台平成10(1998)年5月には三原山噴火口を一周する『おはち巡りコース』が開通し三原山の雄大さを間近に見る事が出来る様になりました。特にここから見る噴火口は、まさに圧巻です。(直径300メートル、深さ200メートル)噴火口までは、三原山山頂口から徒歩約45分から60分です。是非一度体感してほしい「お勧めポイント」です。