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リチウムイオン電池による発火事故に注意!
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年10月10日更新
リチウムイオン電池の発火事故に注意しましょう
近年、モバイルバッテリーやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンや携帯型扇風機などリチウムイオン電池を使用する製品の使用中または充電中の発火事故が増加しています。
5年間の事故件数
2020年から2024年の5年間における発煙・発熱・発火・破裂・爆発等の事故情報は全国で162件登録されています。
このうちリチウムイオン電池に起因する事故は136件と全体の84パーセントを占め、近年増加傾向にあります。
このうちリチウムイオン電池に起因する事故は136件と全体の84パーセントを占め、近年増加傾向にあります。
リチウムイオン電池の構造や発火の仕組み
リチウムイオン電池の内部には引火性の有機溶媒が入っています。内部が短絡(ショート)したり、過充電や強い衝撃を与えた際に、内部に強力な電流が流れ発熱し、これが有機溶媒に引火し発火することがあります。
製品を使用する際のポイント
・強い衝撃や圧力を加えない
・高温になる場所での使用や保管を避ける
・充電は安全な場所でなるべく起きている時に行う
・異常(熱感、膨らみ、臭気など)を感じたら使用しない、放置しない
・製品のリコール情報などを定期的に確認する
・処分する際は他のごみに混入させない
・高温になる場所での使用や保管を避ける
・充電は安全な場所でなるべく起きている時に行う
・異常(熱感、膨らみ、臭気など)を感じたら使用しない、放置しない
・製品のリコール情報などを定期的に確認する
・処分する際は他のごみに混入させない
万一、発火した場合の対応
まずは離れるなどして自身と周囲の人の安全を確保してください。
火の勢いが収まった後など、可能であれば消火器や大量の水をかけるまたは水をためたバケツに投入するなど被害の拡大を防ぐことが望ましいです。
少量の水はかえって火勢が増すおそれもあるので注意してください。
大きな火炎により対処が困難と判断した場合は、ただちに119番通報してください。
火の勢いが収まった後など、可能であれば消火器や大量の水をかけるまたは水をためたバケツに投入するなど被害の拡大を防ぐことが望ましいです。
少量の水はかえって火勢が増すおそれもあるので注意してください。
大きな火炎により対処が困難と判断した場合は、ただちに119番通報してください。
使用する方々へ
近年、リチウムイオン蓄電池は高容量化されてきています。
便利な反面、高容量化するということはそれだけ危険度は増します。
できるだけ安全な製品の購入と使用を心がけましょう。
安全な製品の見分け方などは以下リンクを確認してください。

