トッピック オニノツノガイ科2
(ミジンウキツボ科)
1.ウキツボ Litiopa nipponoca KURODA & KAWAMOTO
 1986年1月20日、南硫黄島北東5kmの福徳岡の場で噴火、軽石が
3月頃より父島二見港に漂着がはじまりました。4月24日採取した軽
石に本種が多数生息、他の生物はエボシガイ(3mm)のみでした。な
お、奥谷喬司等は1981年7月24日父島東沖に漂流する軽石から多
数本種を採集しています(1983)。 写真は奥谷(2000)
 
2.ハリウキツボ Styliferina goniochila A.ADAMS 
 八丈島(葛西重雄 1968)、小笠原父島(福田宏1993)。分布:紀伊
半島以南.(福田宏 1993 写真)
(スナモチツボ科)
1.チビスナモチツボ Scaliola glareosa (A.ADAMS) 
  小笠原父島二業地(福田宏1993)。分布:房総半島以南.(福田
宏 1993 写真)
(スズメハマツボ科)
2.クリフハマツボ Diala ludens MELVILL & STANDEN 
 小笠原(福田宏1993)。分布:奄美諸島以南
(ウミニナ科)
1.カワアイ Cerithideopsilla djadjariensis (K
>MARTIN)
 殻高4cm、殻は褐色、殻表は顆粒状。小笠
原(福田宏1993)。分布:房総半島以南
2.ホソウミニナ Batillaria cumingii  
(CROSSE)
 殻高3cm、ウミニナに似るが細く感じられ
る。彫刻は細かい、ウミニナよりやや外海に
棲息する。伊豆大島。
(ミミズガイ科)
1.ミミズガイ Siliquaria (Agathirses)  
cumingi (MORCH)
 殻表に小穴の列の溝がある、殻は白色、
海綿の中に生息する。蓋は角質。伊豆諸
島、小笠原、硫黄島にて採集。分布:房総半
島以南。 
2.コケミミズガイ Siliquaria (Agathirses) 
anguina (LONNAEUS)
 ミミズガイよりやや細く、殻表の螺肋がとげ
状に立つ。小笠原サンゴ漁場。分布:房総半
島以南。 なお、この仲間では次のような種
類が報告されています。写真は小笠原産
3.ムラサキミミズガイSiliquaria  
(Agathirses) armata KURODA & KOSUGE
 小笠原父島ドレッジ(福田宏1993)。分布:
相模湾以南。
4.カラミミズガイ Siliquaria (Agathirses)  
trochlearis MORCH 
 小笠原父島水深36m(福田宏 1993)。分
布:四国以南
(ムカデガイ科)
1.ムカデガイ  Vermetus renisectus  
(CARPENTER)
 岩礁上に群生、殻はあめ色で上面に太い
螺肋があります。小笠原父島宮の浜にて採
集。分布:紀伊半島以南。
2.クビタテヘビガイVermetus tokyoensis  
PILSBRY
 螺管は細く白褐色、最後の螺層は真っ直
ぐに立ち上がります。小笠原にて採集。分
布:紀伊半島以南。 なお、この仲間では次
のような種類が報告されています。
3.シロヘビガイVermetus decussates  
GMEL  
 小笠原(福田宏.1993 写真)
4.メダマヘビガイVermetus sp. 
 小笠原父島にて採集、福田新称(福田宏 
1993.写真)
6.ドクロムカデVermetus sp. 
 小笠原父島にて採集、福田新称(福田宏 
1993 写真)
7.フタモチヘビガイ Dendropoma  
maximum (SOWERBY)
 サンゴ内に殆ど埋もれて殻口のみを出して
いる個体が多い。角質で丸い褐色の蓋を持
つ。小笠原、北硫黄島、硫黄島に多産。小
笠原での方言は「まるのみ」、殻口が鑿(の
み)のように鋭く、裸足で踏むと危険の意
味。分布:紀伊半島以南。 なお、この仲間
では次のような種類が報告されています。
 蜘蛛の糸のような粘液を海中に流し、それ
に絡まった海草の破片等を粘液と共に引き
寄せて食べます。写真は小笠原産 下の写
真はニューギニア
8.カッパムカデDendropoma meroclieta  
HADFIELD & KAY 
 小笠原父島宮の浜にて採集、福田新称
(福田宏。1993 写真)
9.オオヘビガイSpiroglyphus (Cladopoda) 
imbricatus (DUNKER)
 殻は不規則に巻いて岩などに固着し、蛇
がとぐろを巻いた形状になります。潮間帯の
岩礁に群生。殻表には7本前後の螺肋があ
ります。軟体の足盤は暗褐色、蓋は無い。 
 分布:北海道南部以南。なお、この仲間で
は次のような種類が報告されています。
10.オレンジヘビガイSpiroglyphus  
(Cladopoda) daidai  
SCHEUWIMMER & NISHIWAKI
 オオヘビガイに似るが群生しません。殻表
の螺肋は数が少ない。軟体の足盤は橙色。
分布:伊豆半島以南。小笠原(大里卓司 
1996)写真は奥谷(1986)
11.リュウキュウヘビガイSpiroglyphus  
(Cladopoda) validus KURODA & HABE
小笠原父島宮の浜 福田新商(1993)小笠
原(大里卓司 1996)
12.ミカンヘビガイSpiroglyphus variabilis  HADFIELD & KAY
(福田宏1993 写真)
13.ミジンムカデ Spiroglyphus  planorbis (DUNKER)
小笠原諸島、北硫黄島で観察(福田宏1993 写真)






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