学校経営方針『郷土大島を愛し、知・徳・体の調和のとれた、
                       自律と自立に向かってたくましく生きようとする児童の育成

                                                     大島町立つつじ小学校 校長 田代 紳一郎





◇学校経営目標

 学校は保護者からかけがえのない命を預かり、保護者の信託の下、次代を担う子供たちを意図的、計画的、組織的に教育する公的機関である。そして、子供たち一人一人の資質・能力を高めるとともに、国家及び社会の形成に主体的にかかわろうとする基礎的態度を養う場である。

 これからの時代には、グローバル化・技術革新に伴う知識基盤社会に対応できる人材と、人権を尊重し合い、人と人が心通わせ助け合う共生社会の実現を目指す人材が必要である。  

 まず第一に、一口にグローバリズムへの対応といっても、世界の潮流に受動的に合わせたり、やみくもに接点を見出したりしていこうとする態度を意味するのではない。自分たちの住む郷土に愛と誇りをもち、その地域性を土台にして世界とつながり、さらには世界の人々と渡り合い、協調していくことを指す。すなわち、ローカリズムを存立基盤とした上で、それを大いなる強みとして生かせるグローバル人材の育成が求められるということである。

 第二に、人工知能をはじめとする技術革新が加速度的に進展し、単なる知識の獲得・蓄積だけでは変化の激しい世の中を生きぬくことは難しくなってきた。そこで、暗記や知識の詰め込みではなく、知識を整理し活用しながら新たなる知の創造に向かうことのできる人材が求められている。

 第三に、ますます緊密化する地域社会や国際社会の中で人と人とがかかわりをもって生きていくには、共生の理念を尊重し実践に移すことのできる人材も不可欠となってくる。人間は多様な存在である。この多様性を人権の観点で捉え直した上で、一人一人の個性や特性を認め合わなければならない。そして、互助の精神をもって共存・共栄を図ることが目指されるべきであると考える。

 さて、このような現代的状況を踏まえた上で、本校における使命を「郷土大島を愛し、知・徳・体の調和のとれた、自律と自立に向かってたくましく生きようとする児童の育成」と捉え、その達成に向けて全力を傾注していく。同時に、子供たちの成長のためには、あらゆる教育活動において、学校・家庭・地域社会がそれぞれの責任と役割を果たしながら連携し合うことが大切であるという認識の下、開かれた学校づくりに積極的に取り組んでいく。


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