全国でも珍しい貝のみの博物館です。伊豆・小笠原諸島の貝はもちろんのこと、日本及び世界各地の美しい貝が4千種、5万点も展示してあります。
中でも、オキナエビスガイは、オオムガイとともに"生きた化石"といわれ、深い海に生息している貴重な貝で、今までに世界で30種類ほど見つかっていますが、そのうちの26種類が展示してあります。その他にも、世界最大の巻貝のアラフラオオニシ、100キログラムを越す二枚貝のオオジャコや、伊豆・小笠原諸島の特産あるいは特徴的な珍貝である、ホロガイ(式根島)、アケボノダカラ(鳥島)、オオツタノハガイ(鳥島)、トミエビスガイ(大島)、カサガイ(小笠原)、チョウセンサザエ(南鳥島)等が展示してあります。
南の貝ばかりでなく、北方系(北海道〜ベーリング海)の貝類も多数展示してあり、深海性の貝類であるエゾバイ科はそのほとんどの種類が展示してあります。
また、貝類の化石、貝類の民芸品等も多数展示してあり、まさに館の名前の由来になったフランス語の「ぱれ・らめーる」(海の宮殿)に来たような雰囲気を味えます
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